エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなった。Twitterで知った。
65歳、癌だったらしい。
アマゾンミュージックでデビューアルバム「VAN HALEN」を探して最初の3曲、
"Running with the Devil"から"You Really Got Me"まで、数十年ぶりに聴いた。
学生時代、洗足池の安アパートで一人暮らししていた頃を思い出す。
人間は必ず死ぬ、ということを自分はいつも忘れて生活している・・という
当たり前のことに改めて気づかされる。
いつ何が起こっても不思議ではない。
1年後自分がどうなっているか、世の中がどうなっているか、そんなことは
誰にもわからない。
行く先を自分勝手に想像して悲観するのは意味のないことだ。
将来を悲観するための材料なら身の回りにいくらでも見つかる。
これは自己管理をちゃんとしてこなかった自分の責任でもあるが、年齢とともに
体力が低下し夜更かしできなくなった。
食が細くなり、好きなものをたくさん食べられない。
身体の柔軟性がなくなり、知らない間に身体のあちこちをぶつけてケガをする。
歩き過ぎると膝が痛くなる。
視力が衰え小さな字が読めない。ゴルフのアプローチやパットが下手になる。
こうした変化を衰えと捉えることは簡単だが、「進化」と考えることもできる。
今まで当たり前にできていたことができなくなった時は別の方法を考えればよいのだ。
宿主を必要とするウィルスは、自分が生き延びるために時間とともに弱毒化していく、
という話がある。
物事に一切固執せず、ウィルスを見習って目の前の変化に柔軟に適応し、
自分を進化させることだ。