山村若三のブログ。メモ代わりに気が向いたときに思いついたことを記録します。
歌舞伎役者のように1か月近く毎日同じ演目で舞台に立つことができれば随分上手くなる
のにと思う。
踊りの場合はほとんど一発勝負なので、本番の舞台では緊張を伴う。
緊張すると身体に力が入って筋肉が固くなり、普段すんなりできる動作がやり辛くなる。
身体のバランスが悪くなってギクシャクした感じになる。
これを克服するには緊張した状態で舞台に立つ経験を増やすことと、普段の稽古で自分の
技術レベルをできるだけ引き上げておく必要がある。
稽古で100できるところを舞台で60しかできないなら、稽古で120までできるようにする。
そうすると本番では、悪くても70点のパフォーマンスが保証される。
完璧を求めない。悪くても70点、上手くいけば90点。これで良しとする。
晴れの舞台だからと、リキんではいけない。上手くやろうとしないこと。
無欲に、ただ稽古どおりにやるだけでよい。
これができたら誰も悩みませんね。