山村若三のブログ。メモ代わりに気が向いたときに思いついたことを記録します。
何か新しいことを習得しようとするとき、最初はとにかく始めから終わりまで
何とかやってみるわけで、
踊りだったら自分で着物を着て、簡単な短い曲を一人で最後まで踊ってみるとか、
三味線だったら糸を張って膝の上に乗せて調子を合わせてドントンテンと弾くとか、
唄だったら大まかに節回しを覚えて三味線に合わせて大きな声で最後まで唄うとか、
これを何年かやるうちにできることが少しずつ増えてきて、
逆に今の自分がうまくできないことが見えてくる。
そしたらそこだけ取り出して、集中的に練習する。
部分的な練習は上達の度合いが自分で実感できてやっていて楽しい。
ある程度イメージができたら最初から最後まで通しで稽古する。
ずいぶん昔(数十年前?)プロゴルファーの金井清一氏がテレビで「分習と全習」と
いう言葉を使ってゴルフの練習方法を解説していた。
スウィングをパーツに分けて自分が苦手な部分の動きを繰り返すことと、実戦を想定して
全部を通しで行うこと、この両方が必要だと言っていた。
全く関係ないが、金井清一氏はビールと馬刺しが大好きだというのを当時のゴルフ雑誌で
読んだのを覚えている。
自分はビールには鳥の唐揚げと思っていたから、晩酌に馬刺しを食べるなんて
プロゴルファーは儲かるんだなあと思いつつ、以来居酒屋に行って馬刺しがあれば
注文するようになった。
自分へのちょっとしたご褒美を準備しておくと稽古の励みになる。