山村若三のブログ。メモ代わりに気が向いたときに思いついたことを記録します。
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一昨日、仕事で上京してきた旧友と5年ぶりに会った。
旧友というのは大学を卒業して最初に入った会社の同期のことだ。
同期入社のうち約半数は今も在籍していて、多くはグループ会社の重役になっているらしい。
「昼飲みに付き合ってくれ」と言うので朝10時に浅草で待ち合わせてホッピー通りで飲み始めた。
早朝は風が強く雨も降っていたが、このころには風もやみ日が差してきた。
天気の良い日に友人と午前から飲むビールはうまい。
牛スジの煮込み、ウズラの卵、鰻の肝焼きで生×1+ホッピー×3を飲んだ後、散歩がてら
開店間もない神谷バーへ移動した。
昔話に花が咲き、生×1+電気ブラン×2+日本酒大×2+・・・
そこから先の記憶がない。
帰り道、気がついたら駅の階段の途中から転げ落ちて全身を強打していた。
「大丈夫ですか?」と誰かに声を掛けられて起き上がり、傘をついてヨロヨロと電車で帰宅した。
家に着いたらもう夕方5時になっていた。
次の日起きたら口は腫れ胸は痛むし手と膝は紫色になっている。
午後整形外科に行って胸のレントゲンを撮ったところ幸い骨折はしていなかった。
財布とスマホも無事で傘も無くさなかった。
昨年末、父が自宅で同じようなことをやからして頭を十針縫った。
今年の正月の家族の笑い話になった。
今回の件はカッコ悪くて親にはとても話せない。
親の遺伝か、はたまた連日飲み過ぎのバチが当たったか。
さすがに昨日は酒をやめた。
無事で何よりと思い直し、ケガが治るまでは節制せねば。
今年のマスターズは米国のパトリックリードが優勝。
https://twitter.com/GolfChannel/status/983127370600206336
贔屓の選手が勝つに越したことはないが、マスターズだけは誰が勝っても感動する。
メジャーの中でも特別な大会。
本日、生徒のひとりが名取試験を受け無事に合格しました。
この後の名取式で正式にお免状をいただきますが、まずは目出たいことでした。
ところで、他所の生徒と比較しても仕方ないことですが、上手か下手かは別にして
自分が教えている生徒と大阪の先生方に教えられた生徒に大きな違いはないだろうか、
ということが前から気になっていました。
結局、今回はそのような地域性を確認できませんでしたが、少なくとも私が名取になった
三十数年前までは、同じ山村流でも大阪と岐阜では舞い方がまるで違っていました。
とにかく手順は一緒なのに雰囲気がまったく違いました。当時大阪の人たちが岐阜の
舞台を見たらあまりの違いに驚いたのではないでしょうか。
情報発信源から遠くなれば、つまり地理的に大阪から遠く離れていたり、家元との
関係性が遠くなればなるほど、伝搬する間にいろんな情報が欠落していきます。
手順が伝わったとしても、その手順の意味とか、その意味を表現するための工夫とか、
全体の雰囲気とかは正確に伝わらない。あるいはすっかり抜け落ちます。
ところが最近はこうした差異が少なくなったというか平準化されたように思います。
のぞみがスピードアップしたり、大阪の先生が東京に出稽古するようになったりして
地理的な距離が縮まり、情報格差が小さくなったのでしょうか。
ここでもう一つ大事なことは、例えば「舞うための心」のような、人によって
受け止め方が大きく異なる繊細な事柄については、伝えるのが難しいためか最初から
抜け落ちているのではないかということです。
こうして情報は単純化され、伝搬距離が縮まった結果、根本的な情報格差はもはや
なくなり、舞姿の差異はもっぱら個人の力量とキャラクターに依存する。
それでもなお、大阪の人たちが見ている舞の心象風景は私が見ている風景と違う
のではないか。私にとっての関心事ですが今はまだ確かめようがないです。
今日は夕方自宅に戻り、祝杯と称しワインとウィスキーをしこたま飲みました。
以上は酔っ払いの独り言。
昨夜、長唄の稽古の帰りに駒形どぜうに寄り、初めてなまず鍋を食べた。
冬季限定で春の彼岸まで食べられるらしい。
昔はフグも「彼岸から彼岸まで」と言われたが、今では年中食べることができる。
冬しか食べられないものは今では珍しく有難味がある。
あらかじめ割り下で煮たなまずと焼き豆腐が入っていて、豆腐に火が通ったら
好みでネギと山椒(または唐辛子)を振りかけて食べる。
なかなか美味だったが、私にはなまずの味付けがちょっと濃かった。
酒を飲みながら食べるには少し濃い方が美味しいのかもしれない。
浅草には他に飯田屋という立派などじょう屋があり、やはり冬季限定でなまず鍋が
食べられるらしい。
残り一か月の間に訪問してみたい。