山村若三のブログ。メモ代わりに気が向いたときに思いついたことを記録します。
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正座は邦舞・邦楽に携わる者にとって避けて通れないのだが、自分は足首が固いためか、
後ろで上手に足を畳めず、すぐに痺れてしまう。
写真の右側は長唄を始めたころに買った合曳(あいびき)だ。
桜の無垢材で作られた江戸指物で、とにかく見た目が美しいので気に入っているのだが、
高さが9cmしかない。
高価な買い物だっただけに、注文するとき希望の高さをちゃんと指定すればよかったと
今でも後悔している。とにかく自分にはまったく高さが足りないので、使うときは上に
薄いクッションを2~3枚重ねている。
左側はつい先日購入した岩手の「はこや」という工房で作っている桐の正座椅子で、
こちらも組み立て式になっていて分解して持ち運ぶことができる便利なものだ。
高さは最も高い14cmを購入した。合曳より5cmも高い。
足の部分が小さいので座布団の上で使うと安定性に欠けるが、高さは十分なので、
今度の長唄のおさらい会で使ってみようと思う。
「わざまるくん」という正座用の丸いクッションも買ったが自分には合わなかった。
もちもちした感触のクッションが六郎先生の稽古場にいくつか転がっていて、こちらは
足の隙間にクッションが入り込むためか非常に快適だった。
かさばるので持ち運びは難しいが、これが一番楽かもしれない。