2/11から4日間、シンガポールに出張した。2年に一度開催されるシンガポールエアショーに
参加するパートナーとのミーティングが目的だ。
ところが出発の3日前、シンガポール保健省は中国に渡航歴のないヒトからヒトへの感染が
確認されたとして、感染症警戒レベルを4段階中上から2番目のオレンジに引き上げたため、
ミーティングを予定していたパートナーが次々と展示会への参加を取りやめてしまった。
展示会には2日間参加したが、この規模の展示会としてはずいぶん人が少なく閉店している
ブースが目立った。それでもコロナウィルスへの感染を恐れつつ、ゆっくり見学できたのは
よかった。
屋外には各国の軍用機が展示されていて、中東で要人殺害に使われた米軍の無人航空機も
実機を間近に見ることができた。
シンガポールを訪れたのは十数年ぶりだが、物価は安くない。
イベントの影響もあるだろうがホテルは高いし、飲食は地元の人々が集う大衆食堂でも
東京とさほど変わらない。とにかく暑くて水代わりにビールを飲むから金がかかった。
ブギス駅から歩いて10分ほど、アラブストリートのすぐ近くの安宿に3泊した。
トルコ料理のレストランを覗いたがアルコールを置いてないという。
ホテルの近くには他にインドネシア料理やマレー料理の食堂もあったが、客はみな
ソフトドリンクを飲んでいる。
結局パートナーに教えてもらって、夕飯は毎日ホテルからかなり離れた中国料理の食堂まで
通った。シンガポール風中華料理といった感じで何を食べても旨かった。
帰国して一週間経過したが、今のところ肺炎の症状はなく少し安心している。
オリンピックもそうだが、その直前に開催される舞踊会は大丈夫だろうか。
無事に開催できるのか、自分は仰せつかった大役をちゃんと勤められるのか、
その両方が心配になってきて、最近ソワソワしている。